国連の安全保障理事会では、日本時間の28日夜、北朝鮮に対する制裁の実施状況を調査する専門家パネルの任期を延長する決議案が採決にかけられましたが、ロシアが拒否権を行使して否決されました。専門家パネルはこれまで、北朝鮮に対する安保理決議の制裁が守られているかを調査し安保理に報告してきたことから、活動が打ち切られれば国連の北朝鮮に対する監視が弱まることが懸念されています。