3日のニューヨーク株式市場ではアメリカの雇用統計の発表を受けて取り引き開始直後から買い注文が膨らみ、ダウ平均株価は一時、500ドルを超える大幅な値上がりとなりました。農業分野以外の就業者の伸びが市場予想を大きく下回ったことなどからインフレへの警戒がいくぶん緩みました。FRB=連邦準備制度理事会が利下げを始める時期が遅くはならないとの見方が広がり、株価を押し上げました。